このところ、御夫婦で「きくち体操」を受講されている方々が増えています。

 

二人とも元気じゃなきゃ、一緒に旅行にいけない。

これから先、どちらかが一方の介護をするなんて、そんなふうになりたくない。

 

確かに、親御さんの介護だけでなく、

夫（または妻）の介護で、残念ながら教室に通えなくなった生徒さんもいらっしゃいます。

この場合ほとんどが夫の介護ですが・・・・。

 

御夫婦で生徒さんの場合、

①一緒のクラスで授業を受ける。

一緒に側で動く、教室の中で別々に動く。

②別々のクラスで授業を受ける。

と受講の形は様々です。

 

一緒に動くと楽しい。

一緒に動くと妻（夫）がアレコレ注意してうるさいから別々に動く。

曜日を別にして一人の時間を楽しむ。

 

みなさんそれぞれに工夫されています。

 

雑誌「ハルメク」４月号・５月号で

「きくち体操」男性クラスの生徒さんを御紹介させていただき、

その記事を教室の掲示板に貼ったところ、

携帯で写真を撮られたり、コピーをされたりといつもの記事の掲載よりも反響がありました。

 

「うちの夫に見せて、なんとかして「きくち体操」をしてもらうわ！」

「私もそうする」

 

ますます、御夫婦で受講される方々が増えそうです。

 

「歳とるとね、普段はたいして夫婦の会話もないのよ。

でも、夫が入会してから、お互いに体操の話ができて、

会話が増えたわ。ほんとによかったわ！」

帰り際、ある生徒さんがおっしゃってました。

 

「どっちも歳とるからね～。二人とも元気じゃなきゃ。」

これは菊池先生のお言葉です。